鬼平の第2話感想とネタバレ!鬼平と左馬之助と彦十の過去!

今回の鬼平-ONIHEI-は、鬼平の過去に絡んだ話です。

かつて、鬼平が青春時代を過ごした本所を舞台に、旧友・岸井左馬之助との再会を含めた、過去と今が交差する瞬間が描かれることになります。

時が過ぎて、青春時代のきれいな思い出が、醜く歪んでしまった現実と対峙する時、火付盗賊改方長官として色々なモノを見てきた鬼平は、達観した様子でそれを受け止める一方で、剣の道を夢見て年を取った左馬之助は、純情だった青春時代のままに涙を流すこととなります。

 

今回の記事では、鬼平の第2話の感想とネタバレをご紹介していきます。

鬼平と左馬之助と彦十の過去についてもご紹介していきますので、最後までゆっくりとご覧になって下さいね!

 

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○「今回の悪党は御家人・服部角之助一味」

冒頭、夜道を帰宅中の商人が、美人局に引っかかります。

急病のふりをした艶やかな女性に、助平心を出したのが運のつきとなり、女性を介抱しようと商人が近づいたところを、物陰に隠れていた浪人たちに絡まれます。

女性の妻だと名乗る男は当初、「妻に手を出した罰として金を置いていけ」と言って商人を脅しつけていたものの、商人に反抗されると、あっさりと刀を抜き、商人を殺害して金を奪い去るという悪行を見せつけました。

この浪人たちが、今回、鬼平の標的となる服部角之助一味となります。

服部角之助は、浪人を集めて、この辺り一帯で悪さを働く御家人というのが正体です。

本所を拠点とし悪行を続ける彼らに対して、町人たちから火付盗賊改方宛に取り締まり要請が来たため、鬼平は調査も兼ねて、17年ぶりに本所に足を運ぶことになりました。

 

 

○「鬼平の青春時代…剣と友と憧れの女性と」

本所に足を運んだ際、鬼平はかつて剣術を習いに通った道場跡地に足を運びました。

誰もいない敷地内を見渡しながら、鬼平はかつての青春時代に思いを馳せます。

ライバルである左馬之助と互いに腕を磨き合っていただけではなく、道場主である高杉銀平の娘おふさに惚れ、どちらがおふさを振り向かせることが出来るかなどといったことまで左馬之助と競い合った、まさに青春の日々を過ごした土地です。

そのおふさもやがて商家に嫁ぎ、鬼平にとっては、何もかもが懐かしくも苦い、若き日々の思い出となっています。

ここで鬼平は20年ぶりに旧友と再会します。

剣の道に夢破れ、お寺暮らしで「妻も子も金もない」と笑う左馬之助との再会を楽しんだ鬼平は、その足で服部邸まで向かいます。

 

○「鬼平、今度は悪友と再会する」

服部邸を監視する鬼平の前に、今度も意外な人物が登場します。

本所は、鬼平にとって剣の道を学んだ場所であると同時に、複雑な家庭環境に反発して無頼漢を気取っていた時期に、悪友たちとつるんでいた場所であります。

服部邸から出てきた、かつての悪友・相模の彦十に声をかけた鬼平は、鍋屋で飯を食べながら、服部邸の聞き取り調査を開始します。

彦十曰く、服部邸はこの辺りでは賭場として有名であり、付近の無頼漢たちが集まる場所でもあるようです。

服部はヤクザそのものな男であり、この辺りでもゆすりたかりとやりたい放題で暴れており、その服部よりも肝の据わったワルが、彼の妻である「おふさ」だと彦十は話します。

彦十から出てきた名前に驚く鬼平ですが、その場では取り敢えず、彦十に服部邸への潜伏調査を依頼し、物語は進んで行きます。

 

○「事件はあっけなく解決も…」

ある夜、服部邸の賭場に通い潜伏調査中だった彦十が、火付盗賊改方の役邸に駆け込んできます。

服部一味が、商家「近江屋」に押し入り強盗を計画している情報を掴んだためです。

近江屋と言えば、おふさの嫁ぎ先だったはずと訝しむ鬼平ですが、今は被害を未然に防ぐことが大事とばかりに、すぐさま服部邸へ一味を捕縛に向かいます。

屋敷に、火付盗賊改方の役人たちが押し寄せると、服部一味はあっさりと総崩れとなり一網打尽となりますが、おふさ1人は動じずキセルをふかしていました。

 

○「変わる女と変わらぬ男」

このパートでは、何故おふさがここまで身を落としたのかが、おふさ自身の口から語られます。

そのため、おふさ逮捕の一報を聞きつけ、火付盗賊改方の役所に駆け込んで来た左馬之助にとっては、青春時代の大事な思い出が壊れることにもつながり、左馬之助の心情を思いやり、一緒に取り調べを覗き見ることを進めた鬼平の気遣いも、裏目に出てしまうことになります。

自身の身の上を淡々と語るおふさは、近江屋への押し入りは個人的な復讐であり、自分が服部に焚き付けたのだと呟きます。

先代の近江屋当主に嫁いだものの、早くに夫に先立たれたおふさは、現在の当主でもあり、先代当主の弟でもある人物からいびられ、結局店を追い出されたらしいのです。

その頃には、父も亡くなり、道場も人手に渡っていたため、途方に暮れていたおふさは、服部と出会います。

服部の「オンナ」となり、彼の悪事を間近で見ているうちに、悪の心が芽生えたおふさは、悪事にひれ伏す者たちを弱い連中と蔑むようになり、悪事を働く快感を覚えたとのことでした。

何もかも変わってしまったおふさの姿に、男泣きする左馬之助に対し、「女とは今にしか生きないものだ」と達観する鬼平でしたが、肩を落としお寺に戻る左馬之助には、「また会いに来いよ」と優しく声をかけます。

時を経ても若き日の友情だけは不滅というラストで、鬼平-ONIHEI-第2話のまとめ終了となります。

 

○鬼平-ONIHEI-第2話感想

原作である小説において、重要キャラとなる左馬之助や彦十などが次々と登場した今回ですが、何とも物悲しい話でした。

鬼平は原作でも、爽快な勧善懲悪展開は少ない特徴があり、こういった清濁併せ持つストーリー展開が持ち味の作品でもありますが、アニメでもその世界観が上手く表現されていました。

結局のところ、おふさの一件は誰が悪かったのかを考える時、一言で言えば運が悪かったことが最大の原因だと感じました。

最初の夫が早くに亡くならずにいれば、おふさもずっと幸せに暮らすことも出来たでしょうし、夫が亡くなり、店を追い出された時にまだ父が生きていれば、身持ちを崩すこともなく、人生を立て直すことが出来たでしょうね。

さらに言えば、途方に暮れるおふさが出会ったのが、無頼漢の御家人ではなく、気の優しい職人などであったならばと思うと、おふさは本当に運の悪い女性なのだと思います。

夫を早くに亡くした女性をいびり倒した挙句、店から追い出した近江屋の当主も、本当に小さな男だとも思いますが、何か1つでも歯車が噛み合っていればと思うと、残念でならない気持ちになったのは、私だけではなく、鬼平や左馬之助も一緒だったでしょうね。

 

それでは最後までご覧いただきありがとうございました!

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